抗うつ剤を飲むと太る理由の本当と嘘

抗うつ剤 太る

近年は「ストレス社会」。

「新型うつ病」なんて言葉もある日本の自殺率は、先進国では第三位なんです。

気持ちが落ちたまま苦しい毎日を送っている人が、ふと元気になってきたときに気付くのが「太った?」ということ。

これには「抗うつ剤が太る」という原因がよく言われますが、これは本当なのか嘘なのか、気になりますよね。

 

◆抗うつ剤を飲むと「太る」理由は本当なの

抗うつ剤を飲むと「太る」というのは、医師サイトでもきちんとした根拠があってのことなんです。

抗ヒスタミン作用による食欲増加
抗5HT2c作用による食欲増加
セロトニンによる代謝抑制作用
ノルアドレナリンの代謝亢進作用

Ref:http://mentalsupli.com

特に、セロトニンによる代謝抑制作用で、「食欲が増進される」というのは太りやすい原因になるとも言われやすいんです。

ただ中には、精神疾患の一つである「摂食障害」で異常な食欲が出てしまい、それが原因で太るということもあるので、一概に「抗うつ剤が太る」とも言えません。

 

◆抗うつ剤で太るの嘘の部分

今ではうつ病を「気分障害」などとも言いますが、抗うつ剤を飲み続けると「眠気」に襲われることも多いです。

薬によって「安定」のコントロールを保つのが抗うつ剤の役目でもあるので、昼間にふと眠くなって昼寝ばかりという人も多いでしょう。

体を壊してしまっては元も子もないので、精神疾患になった場合は“体を休める”ということが大前提なのでそこは大事なものの、中には「太るのが嫌」という人も多いでしょう。

そもそも「抗うつ剤で太る」というのがあたかも“薬が原因である”とは言い切れず、たとえば眠気によって一日ゴロゴロしたままだと「代謝量」も下がることで、消費カロリー<摂取カロリーとなることもあります。

また、一日家にいると動くことが少ないので、体が脂肪を燃焼しないような生活状態が続きます。

これを回避するには、まずは「病気を治しながら太らない」という生活習慣を取り入れることが大事なんです。

 

◆抗うつ剤を飲みつつ太らないようにするには「生活習慣」と「運動」

「ゆっくり休んでください」

医者にそう言われる人は多いでしょうが、たしかにまずは「太る」ということよりも「病気」を治すことが最優先です。

ただ、気分障害や躁うつ病(双極性障害)などは、生活習慣で改善されてくる例もあるんです。

たとえば、寝る時間が朝方になってしまい、起きる時間が夕方となってしまえば、生活習慣も整っているとはいえませんよね。

眠れないのであれば、睡眠導入剤を使うことも考慮し、朝に起きて、夜に寝るという生活は取り入れたいところです。

また、意外と気分障害の人ができないのが「運動」。外に出るということ自体が億劫な人もいるでしょうが、多少でも汗をかく習慣をつけることは「体重キープ」で大事なことなんです。

 

まずは病気を完治させることが大事なものの、生活習慣や運動習慣を見直して、すべてを「抗うつ剤」のせいにしないという生活も取り入れてみては?

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